久しぶりに父に呼ばれ、実家へ行った。
父は77歳。変わりなく、元気だった。
用事はすぐに終わったのだけれど、その後いろんな話をした。
今後のこと、政治のこと、ワクチンのことなど
本当にいろんなことについて。
「テレビのニュースは嘘ばっかり。
自分たちの利害関係重視で放送しやがって。
これからは自分で真実を見極めていかないといけない時代なんだな。」
と今更ながら、私が話していたワクチンのことや裏の話をし始めた。
まだまだ全部を受け入れているわけではないけれど、
だいぶいろんなことを調べているらしく、話が合っておもしろかった。
77歳になって、気づき始める父ってすごい人だな、と思った。
というか、年齢って関係ないんだ。
その人自身の心の持ち方というのか、考え方というのか、
それによって、いつでも人は変化していけるんだと見せてもらった。
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それから、言葉の端端に父の愛を感じた。
若いときは本当に父が好きではなかった。
その年齢ならではのところもあっただろうけれど、
父から優しさなんて感じることが全くできなかった。
でも、母が病気になり、自分が結婚し子供を産み、
さらに自分で仕事をするようになってから、
父の偉大さ、私たちを思い遣ってくれていることを感じられるようになり、
今では彼の愛情深さをありがたく思えるようになった。
父が変わったのか、私が変わったのか。
はたまた二人して変わったのか。
愛情表現が上手ではない父だけれど、
ちょっとした言葉がけや行動に“愛”を感じられる。
そういうところ、父に似たのかな?って思ったりして(笑)
そして、話の途中途中で
「俺ももういつ死ぬかわからないから。」
「5年先なんてどうなっているかわからないから。」
という言葉が出てきて、その度にドキッ、ドキッとした。
私の中では、祖父母が100まで生きたので、
父もあと20年は元気だろうとは思っているんだけど。
いずれにせよお別れするときは来る。
やっぱりその時に、しっかりと送り出すことがしたいな。
旅立つ人を敬い、逝く人も見送る人も感謝の気持ちで、
物質界でのお別れをする。
自分も含めて、そうできるようなことをしていきたい。
最終的な私の目標ターミナルケア。
私が一番大切にしている「家族への想い」は、
実は父からもらった「愛」の循環だったのか…。
両親をはじめ、ご先祖さまへの感謝が湧いた今日だった。
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