またまた韓流ドラマから学ばせてもらった。

今回見ていたのは「39歳」

あらすじとしては、中学生の時からの大親友の3人組の一人が、

40歳を目前に膵臓がんのステージ4で余命宣告を受ける。

本人は治療を拒否し、最初は治療を受けさせようと説得を試みた親友も、

彼女の意思を尊重し、

「この地球上で、歴史上で1番楽しく旅立つ。

　最高のラストを飾る」

と約束し、そうなるようにやりたいことをし、

思い残すことのないように余命を過ごす。

ドラマだなぁ、って思うところはある。

それでも、こんな風に思い残すことなく過ごせたなら、

どんなに幸せかと思う。

ラストにはこの世を去ってしまうのだけれど、

残された友達が言う。

「別れの時は寂しかったけれど、

意外と落ち込むことなく時は過ごすことができている。」と。

それは、お互いに感謝の気持ちをとことん伝え合い、

やりたいことはやったからだろうと思う。

お別れの時は寂しい。

その気持ちをゼロにすると言うのは難しいだろう。

でも自分の気持ちをきちんと伝えられてからの別れは、

それからを生きていく人の心持ちが全く違う。

Photo by Rod Long on Unsplash

しっかりと気持ちを伝えられてのお別れも、

ある日突然のお別れも、

両方を私は経験しているからその違いがよくわかる。

何もできずに迎えた別れの辛さを。

だからこそ、ターミナルケアに関わりたいと思うのだ。

「私の人生幸せだった」

と旅立って欲しいから。

そして「ありがとう」と感謝の気持ちをきちんと伝えて、

見送って欲しいから。

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